夜の朗読会

近衛邸に於ける、夜の朗読会へ行く。


詩吟がフルートの調べにのせて吟ぜられる。
参加者が分かりやすい解説のもと、実際に
やってみるという試みもあって、
詩吟になんの知識もない私も楽しめた。


そして藤澤周平の作品
おぼろ月
短編を
じつにおもしろく
聞いた。


藤澤の文章に、ながれるような動き
があるものなのだということを知った。
フルートの演奏がここちよく響き、
思わず物語の世界に引き込まれた。


参加者のかずもそれほど大勢ではなく、
ちょうどよく落ち着いた会場で、
贅沢な時間をすごすことが出来た。

ありがとう。