「2030年お寺が消える日」

今朝、おあさじ友のTさんに中日新聞の切り抜きを頂いた

 先日お彼岸での松宮朝氏の社会学講義(写真)とほぼ通ずるものがある内容。続く記事では、「問われる僧侶の在り方」との見出し。寺は二階建て構造であると表現し、一階はお墓等先祖供養を担う部分、二階は生きている人のために教えを伝える部分。二階部分で力を発揮することが重要だという至極まっとうな意見が述べられていた。しかし現代日本の宗教事情は、もう少し複雑なものがある。明治期の宗教政策が現代人に与えている影響だ。ここでは触れられていない部分に深い根をもっている。深いが故に見えにくいものだけれど。宗教とは何か、原初的なことから、深く共に学びあう場が求められている。