2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

悲しく過酷な生に目をそらさない

ご法事を勤める。 その家の 父親のご法事でした。 読経中 後ろから、娘さんがすすり泣く声が 聞こえる。 経を読む 自分もまた そのような過酷な生のまっただ中に居る。

意外と忙しい一日

あさゆっくり お詣りのかたを待つ。 午後のお詣りのあいだに R農園の日程を調整して 案内を印刷。 印刷機が不調なれど なんとか投函できた。 ごごのお詣りをすませ、 会合がある。 午後五時には親戚の法要が あるため はやく説明を済ませたいただくよう 設…

かわいい小学生がお寺に、

午前に参詣のかたがあり、 一休みしていると、 西尾小学校の一クラスが来訪。 行儀良く、本堂で手を合わせてから、 いろんな質問が飛び出す。 「仏さんの手の格好はなにをあらわすのか?」 「あの絵はだれ?」 「あの箱にはなにが入っているの?」 「仏様っ…

"仏様って何?”思わぬ形で表されていた

わたしにとっての宗教とは、 それを考えさせてくれた ショートストーリー。 新聞の相談コーナーからこのようなものがあった。 ある若いおかあさんからの相談だった。 以下私がかってにまとめたものを紹介する。) (正確には思い出せないのであしからず。 「…

十三夜月見の会へ行ったよ

妙喜寺さんの月見の会へ。 野外のコンサート。 雰囲気がなんともいえない。 般若心経意訳の朗読に、 (わたしはこの朗読が大好きです。 本よむより、 よく心にしみとおるに思います。) ハープの伴奏がつく。 なんともいえないよい音色です。 あとは 月にち…

新潟の親鸞旧跡めぐり

新潟北部の 七不思議の旧跡を訪ねた。 三度稔るという栗の生えた旧跡。 焼いた栗をひろってそれが稔る不思議 を伝える寺。 斎藤もと経団連会長の祖先が 村人に仕事を与えるために 豪邸を12年かけて建てたものが 寺として使われるようになった。 寺の姿はし…

恵信尼のお墓

新潟へ親鸞流罪の地を訪ねた。 御流罪の 法要のあとなので、 どこも静かだった。 居多ヶ浜へ行ったあと、 夕闇せまるころ タクシーが道に迷いながら やっと 恵信尼のお墓にたどりついた。 りっぱな施設が建設されていて 恵信尼のさと?だったか 絵像や 絵巻…

商店街でのコンサート

コントあり すてきな音楽あり 商店街の真ん中で コンサートが開かれている。 聴衆が少なくて勿体ないとおもうのだが、 洗練された内容なのである。 西尾の街で、 わかものたちが熱演している。 このことを このなかみを どれだけのひとたちが 知っているのか…

新聞からー夏目漱石から教わったことー弟子寺田寅彦のことば

寅彦は、漱石が有名でなくても文豪ににならなくてもよかった、という。 そうであったら、きっと長生きしてくださっただろうと。 いかに先生を愛したのかを伺わせる言葉だ。そして先生から二つのことを教わったとして、 「自然の美しさを自分の目で発見するこ…

今日の新聞のことば

今日の新聞のことばから、 ”近所のバイク店の看板のコピーを呪文のようにつぶやいています。「ハッピー・ニュー・ツゥデー」毎日が新しく、生きていく喜びとチャンスに満ちている。”明川哲也という人のつぶやきでした。

戦争を伝える”哀しみの南京”と”シャンハイムーン”の二つの劇

朗読劇”哀しみの南京” すごい渋滞のなか一時間半以上かけて 岡崎セキレイホールにたどり着く。 だいぶ遅れたので、もはや劇は始まっていた。 前半は、戦争犯罪人を父に持つ夫の苦悩に焦点があてられ、 後半は、その妻に。彼女は父親が戦地に赴かなかったため…

聖運寺での法話コンサート-迦陵頻迦

カリョウビンガー法話楽団のコンサートへ。 S氏のプロデュース、さすがに境内の提灯はすばらしい。 その縁の下のご苦労を思いつつおまいりした。 今晩は僧の会合が設定されていたため、 聞けないだろうと思っていたが、 ギリギリ一時間ほどいることができた…

続"honnkara mati ga mieta toki"展 

今日ははれ、 すこしゆっくり西尾の街を歩いてみよう。 以前、気に入ったショウウィンドウ を写してみるとこうなった。 どうもよくその雰囲気を伝えられない。 写真はむつかしい。 商店街の方々が 暖かく迎いれてくださった。 このようなお気持ち、御協力が…

”本から街が見えた時”

美術展ポスター部分写真を紹介します。

バチカンの省察

朝日新聞の今日の朝刊に、 カソリックの調査チームがまとめた報告書の 紹介記事を載せている。 「ニューエイジ的宗教性の魅力を見くびっては いけません。」 ニューエイジとは、従来の宗教のわくに収まらない 瞑想やヨガ、セラピー、東洋医学、さらには地球 …

”本から街が見えた時”美術展

今日初めて 留守番をたのんで 街へでた。 そこで出会った。 美術展。 どこに、さくひんがあるのか地図はあるのだが 見落としてしまいそう。 通りの店が作品の展示場だ。 面白い発想だと思う。 だが、その店に入りにくいのは残念。 銀行のウインドウに洒落た…

本堂に 永六輔 氏出現

西尾市での職人大会に於ける公演のまえに永六輔氏 が立ち寄られた。本堂にあがられた氏は、 一度も御本尊に手を合わされなかった ようにみえた。 寺に生まれたかただというのに、どうして。 寺に反発して育ったのだろうか。 でも、やはり本堂に入ったら、 敬…

お寺で法事-K家法事次第メモ

あさ早く月参りへ、 安城なのだが一軒無事終えて、 もう一軒お詣りに、 だが、お留守。ああ。 そして家に引き返す。 寺で法事。 ちょうど職人まつりで境内は人が集まってきていた。 騒がしいなか法事を始める。 <法事次第メモ> はじめに法事の意味、 お経…

葬儀考

お寺の本堂で葬儀を行った。 簡素でしかもこころがこもった葬儀だった。 いまは会館での葬儀が大半を占める。 もう家やお寺での葬儀は希である。 だが、たまたま今回寺を会場とした。 この葬儀は、ゆっくりとした 語らいの時間もあり、 至極落ち着いて味わい…

街角がギャラリーに、”本から街が見えた時”美術展

明日6日から一週間ほど 西尾のまち(中央通り、本町、三間通りなど)が 美術展のギャラリーとなる。 おまいりの帰り際すこし立ち寄って、 制作中のところを写した。 どんな展覧会になっているのか まだ見ていないのだが、楽しみだ。

内陣を拭く

一日を終えて、 今日も、 お夕じのまえに内陣を拭く。 拭き終えると、 なんとはなしに気持ちがよいのだ。 最初は澄んだ水。毎日拭いても、 ふけばこの通りm濁った水に。 気分もスッキリ。

ふき掃除

なぜか遠ざかっていた 本堂のふき掃除。 ばたばたと落ち着きのない生活故か。 ひさびさとなってしまっていた 内陣のふき掃除をした。 雑巾を絞り、ふいていくと 気分は爽快である。 な、な、なんとすこしまえまでの重い気分が すっかり晴れた。

手話の会

あさお詣りにみえた方があり、 そのお勤めがおわると 来客が三人、入れ違いに来られた。 すこし慌ただしいなか、手話の会に 人たちが集まって来た。 今日の参加者も大勢だ。 先生のY女史がからだの調子をくずされて欠席。 コーヒーを淹れて、 もちよりのお…

どのような社会を望むのか

あさお参りに行く。御檀家、I家で話したこと。 カナダはアメリカと同じような銃社会だそうだ。 だが、犯罪は格段に少ないとか。 アメリカと同じような多種の民族構成でもあるのに。 考えられるのは 社会保障があついというこではないかというのが、 I氏の…