京都へ

Y氏のおさそいにて京都へ。
ユング心理学の研究をして
曽我量深の精神を現代に伝える、目幸黙僊先生
のお話を聞く。
ふだんはカリフォルニア大学バークレー校教授。
一年に一度だけ
日本の大学で集中講義のために帰って来られる
その機会にお話を伺えるということで、
お西のお寺を会場にして
集まりがあった。


「原始人
それは、いのちの根源にふれて
真理をはき出す人。
如説如行のひと・・。」
「本能のなかに本願がある」
「無有出離之縁という自覚こそ、法蔵菩薩
など量深師のことばがいまにまします如く
いきいきと語られた。
量深師の本は本箱にあるが、
このようなかたちで伝えられなければ、
自分は量深師の声に出会うことがなかった
だろう。