お経の意訳を輪読す

今日はその第一回目。
8人でよむ。
よい会であった。
若者代表?のリンカクさんが
梵天勧請に注目された。
覚りをひらかれた
おしゃかさまに、梵天が請わなければ
仏教は説かれることはなかったんだ
と、おどろいた。
そのおどろきは
要点を押さえている。
仏陀が、わたしたちにむかって、
大きな決断をして、断絶を飛び越えてくださっていること。
その跳びこえる決断のなかにこそが仏法が存在する。
わたしたちの迷い(仏と私の大きな断絶)のなかに、リアルに
仏法がはたらくということを示している。
浄土は迷を生きるわたしにどこまでも私の物にならないが、
その余風を感じるところにつよくはっきりと浄土のはたらきを
いただくことが出来る。