2006-07-24 等正覚にいたるという和讃 文化 親鸞は85歳にて、 夢告の和讃に始まる正像末和讃。 和讃猛烈な勢いでつくられた。 念仏の信に目覚めたものは、弥勒と同じ 等正覚にいたるという。 真実の立脚地を得たものは、 いま弥勒が迷いの衆生を救おうとして準備して おられるのと、同じ心構えを頂く。 人生の苦難を恐れて生きることから決別し、 孤独や激しい苦しみを持つ人々を友として、 悠々とその苦を共に超えて生きる。そんな 心境を表そうとしておられるのだと受け止めた。