実験的法事というほどでもないけれど、

毎回の法話も新鮮な気持ちを失ってりるのではないか。
これはいかんと、思っていた。
たまたま、
今日の法事では、
経典のなかに、ドラマチックで意味深いものがある
ということで、その一話を紹介した。
アヒンサカの物語である。
師の妻に陥れられ、師の恨みをかって、
恐ろしい殺人を犯す。
狂わされたアヒンサカを、
仏陀はいかに救うのか。
アヒンサカと、煩悩に狂わされている自分自身と
重ねあわせることができる。
殺そうとして、「止まれ!}と呼びかけるアヒンサカに、
振り向く仏陀は、「動乱しているのは汝だある」と
答える。