花まつり

スリランカなどでは5月の、
お月様がまん丸くなるころを
お釈迦様のお生まれになった日と
するそうな。
暖かな陽光のもと、
うつくしいルンビニー園の花々に
かこまれて、尊いかたはこの世に
出られた。


そして5月13日は満月、まさに今。

多分花や草木までお釈迦様の誕生をお祝い
しただろう。

おしゃかさまに甘茶をおかけして
誕生をお祝いする。
おはなしのあと、語りグループ「優」
のみんさなのおはなしだ。
マリンバの流れるようなメロディに
のせて語りかける。



みんなにとって大切なかたが
うまれてくださった。
そのことは
人間にとってだけでなく
動物や
草木など植物まで
よろこんだ。



そんな切り口でこどもたちに
尊いかたの誕生をかたってくださった。
命というと普通わたしたちは人間中心に捉えること
になっている。

だが今日の創作誕生物語では、
おしゃかさまの世界は人間中心ではない。
そんないのちを考えるのは仏教にしかないのでは
なかろうか。
そんなことを考えさせる語りだった。



続いてマリンバのおとあて遊び、
そして
「ごんぎつね」
ちょっと園児には難しいかなと思われたが、
聞ける子は、
集中して聞いていた。
その感受性、
すごいねこどもって。