福島原発について現地の様子

出かける前に
福島原発の様子を伝えるブログをみた。
厳しいと想像はするけれども
それをはるかにこえた現実が伝えられている。


「福島からのSOS]

除染について、

除染は市から町内会に「分担された仕事」として降りてきているそうです。
年配の町内会長は放射能のことがよくわかりません。
でも、「孫のためにがんばるか!」と張り切って作業しています。
市からの安全対策の指示は、ゴーグルを付けるのと、マスク(粉じん用ではなく普通の)を付けた方がいいという話ぐらい。だから、ちょっとした清掃作業と同じだと思っているようです。

地域のために皆がんばることなので、手伝わない人は非国民扱いで村八分だそうです。

若いお母さんなどは、乳幼児の我が子から目が離せないのですが、でも参加しなくてはならず、幼い子どもを連れて除染作業に参加するそうです。一番、被ばくを避けたいのが子どもなのですが…。

除染ボランティアについても、来てほしくないと言っておられました。
特に若い人達は、勘違いしがちで、除染ボランティアが「かっこいい!」と思っている節もあるそうです。
「いいことして被ばくしてるぜ俺!!」みたいに、タバコを吸うのか何かと同列で考えているのかな、と。
でも、若い人達だからこそ、被ばくしてほしくない。と、自分たちは毎日被ばくしているのに、外から来る人のことを大変気遣っておられました。

△桜井研究室
http://sakunary.blog134.fc2.com/より



阿武隈 「裸のフクシマ」の著者ブログ
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