2009-05-28 ほとけさま 苦しむ衆生のために 大悲をおこしてくださった。 その教えを どこか他人ごとのように聞いていた。 無常の悲しみ 我執故に自己自身を傷つける その 苦しみにあえいでいる自分が ここにいるというのに 他人事のように衆生というよびかを きいていた。 ときに絶望もし 孤独に悲しむ 存在に身をつくしてくださっていた仏。 その 仏さまをよそよそしいもののように おもい、ご恩が分からなかった。