アジャ・リンンポチェ師法話会


内モンゴル自治区からの留学生フデ君の意気に感じ入り今回の開催となった。そのご縁で来て頂くことができたリンポチェ師は、活仏に幼いとき指名された方。 お話の時間が少なかったのは残念だった。

もうすこし時間がゆったりあったらと思った。

仏教の内容についてはほとんど伺うことはできなかった。しかし断片的ではあるが、洗練されたものを感じるところはあった。

例えば、聖者の生まれ変わりである「活仏」というと輪廻ということを実体的に考えてしまう(日本のテレビではそれを説く人が頻繁にでてくる)。師はそうではなく、世における役割だととらえているといわれたところなどは、確かな仏教思想にはぐくまれた方だと思った。