上海ムーンを観劇

岡崎まで上海ムーンを観に行く。
3時間のながい演劇だ。
最初は正直すこし退屈で、昨日の寝不足(午前4時就寝)のたたり
か、寝入ってしまった。
第一部の終わり頃、魯迅が病むというあたりから
一気に引き込まれた。
素人のぎこちなさが最初は気になっていたのだが、
一部の終わり頃には、物語のなかに引き込まれていた。
井上ひさしの戯曲のおもしろさを十分味わうことが出来た。
魯迅をとりまく日本人のせりふで
彼の心情を表現していく独特の戯曲なのだ。
終わってからも
一人ひとりの登場人物たちへのしみじみとした愛着のような
余韻がのこって、よい劇だった。