農園の友

昨晩ははたけのなかまの集会だった。
NPOアドバイザー中尾氏をお招きしての勉強会。
NPO法人格の取得が必要になったからだ。
定款の書き方から会計、報告書類など
メンバーが共通の認識をもっていたほうがよい
ということで、今日の会となった。
非常に短時間に要点を分かりやすく話してくださった。
分かっているひとには当たり前でも、
こうやって全体を通して話を聞いて理解することは重要
だと思った。(ありがとう中尾さん)


おいしいご飯を一緒に頂いてから、
次は、質疑応答とディスカッション。
たかが畑なんだが、
いろんな話題に議論白熱。


こんなにいろんな考え方があることに
おどろくとともに、すばらいしいと思った。
それをみているだけでも壮観だった。
すごいの一言!


畑のなまえは、「楽農園」
この会の始まりは、無農薬のうまい安全な、
やさい作りをたのしみ、同時に
よい仲間をつくることをめざした。
個性のつよい者どもが集まり、交流が始まって
面白いことになってきた
のだった。



それからしばらくして、
福祉の活動がしたいという考えが出てきて、
その協力者も増えてきた。


すると福祉が主なる目的のようになってきて、
活動がそこに集中するようになると、
これはそもそもどんな会だったっけという本質の論議
為される。昨日もそうだった。
これは重要な意味を持つと思っている。
初めにこのメンバーに出会った喜び、その感動にたち帰るということ。
ぼんやりしていると、
それが忘れ去られてしまい、
いつのまにかりっぱな福祉の施設になり、仕事に忙殺されることに
なりかねない。



障害をえたひとにできることがあれば支援
したい。それが自然に出来る
場として楽農園はある可能性を秘めていることは確かだと思う。
いろんなひとがいて、助け合うことにおのおの
力を出すことを惜しまない人々の集まりだから。


種々の個性あるひとの意見を尊重して
それを活かすことができれば、助け合う場としての可能性がある。
ほかには例をみないような独創的な場所として。