国民投票法の問題点

もう決まってしまうから仕方ない
と言ってはいられない。
なぜしっかり議論しないまま、したした
といって決めてしまうだろうか。
この国民投票法の問題点が
法律家からだされている。
憲法九条は、あいまいな適用をされながらも、
戦争からわたしたちを護ってきた。
そして未来も危うくも愚かな政治家たちが
海外派兵などを端緒に戦争へのみちへいかないように
する大切な条文だ。
これがかえられようとするすごい
ことだというのに、あまりに変えたい欲求
が幼児のように先走っている。



問題点をあげた記事があったので
記録しておこう。


最低投票率がきめられていないこと。
 加えて、投票総数ではなく有効票の
 過半数で成立するということ。
有権者の考えを本当に反映でき
  るのか。くみとろうとしている
  のか。)
・公務員や私学の教員を含む教育者に
 運動を禁止している。
 これは議論することを萎縮させる。
 関心を呼び起こし議論を活発にしな
 ければいけないのに。
・CMも有料のものでやってよいとされ
 力のあるものが圧倒的に有利となる。
国民投票法の制定も、その提案も国民
 が主体だ。
 であるのに行政府の長である阿倍首相
 が、戦後レジームからの船出という自分
 の信念のために、改憲にむけた国民投票
 法の成立に号令をかけたことは、憲法
 の大原則に反している。
たしかに逆転している首相が国会議員
 に号令かけてるなんて、民意を受けた
 議員が主体的に発議するべきもの
 だ。この国の議会はいったいどうなっ
 てしまっているんだろうか。
      (小林武氏の意見から抜粋)