楽農園の総会にて、

農園が障害をもつひとへ自立支援の福祉活動をする。
それはよいことだ。
だが、それを目的として掲げるのは、
なにかスッキリしないものが残る。
なぜなのか。


楽農園には自然がある。
だからひととひととが
ゆったりつきあえる。
そこに障害のある仲間がいる。
それは自然だ。
障害はわたしにもやってくるのだし、
社会そのままだから。


福祉活動を目的として掲げると
その自然がなくなってしまうような。
それなら市とか県とか行政で
やっているものと同じようになって
しまう。
そんなに差異のあるものが出来るとは
想像し難い。
まえに見学にいった農園でもきっと設立時
にはそんなことになるとは思っていたのでは
ないだろうに、なにか変なにおいというようなものが
漂っていた。

それはそれで大きな事業ではあるのだが。
そんなものをのぞむのだろうか?


楽農園は、
それとはひと味ちがって、
自然に集うなかまに
障害をもつひともいる、というのはいいじゃないか
と、思うのだけれど・・・。
この差異は理解されない微妙なものなのかも。
残念ながら、ほとんど理解されないだろう。