愛国心について

朝日新聞の連載で「わたしと愛国」の最終回分から
キリヌキ。
室井佑月さんの談話があった。若い世代もしっかり
考えていると思った。ここに記録しておきたい。そ
こで、記事の一部分を抜粋して掲載した。
 政治を執り行う側の人。この国を心配していると
思っている偉い人より、この一見ちゃらんぽらんに
みえる室井さんのほうが、もっと大切なことをしっ
かりと捉えて考えている。(「生まれたことを感謝す
る」ってところは、最近の法話のテーマでもある。)
 傲慢な気持ちでたかみに立っていると、大事なとこ
が見えなくなってしまう。
(以下引用文)



「国を愛することって、法律で押しつけられるもの
ではないと思う。心の問題は答えが一つしかないもの
ではないし、教科書にちょっと書くくらいで伝わると
は思えない。(中略)学校は勉強するところだという
のがわたしの認識だから人間として一番大切な「心の
問題」に踏み込んでほしくない。(中略)


国を愛するというのは、自分の命を与えられたことに
感謝することだと思う。(中略)


今の日本人が個人主義だというのはわかるし、みんな
のなかの一人という教育が必要なのもわかる。
 でも愛国心を教える」なんて決めたひとは本当に
国民を馬鹿にしている。こうだって提示してやればそ
うだって思うだろうくらいに思っているんじゃないか
な。


室井佑月氏 blogより