仏教ルネッサンスをみた
人類学者が僧侶の意欲的な活動を紹介する番組だった。
たとえば、
社会福祉の施設をつくった僧。
社会的活動をすること。
これはずっと私も惹かれていたものだ。
寺の運営もガラス張り。
お布施の額もはっきり一覧表で提示する。
葬儀や法事をして
お布施を頂くという生活が
むなしかったと言う。
こういう気持ちが私にもあったし
今もある。
こういう活動をする寺は、
率としては、多数派とはいえないけれど、
案外たくさんあるだろう。
知人のY住職や、A住職などは、
その実践をし続けて久しい。
寺がそんな風にかわっていかざるをえない時代が
やってきたのかもしれない。
寺を取り巻く環境が激変しているのだから、
(事業をするということではなくとも、)
原点をいつも見据えて、いろいろな方途を模索
せざるを得ないだろう。
そして、活動の形を変えていくのは自然なことなのだ。