ものをつくらない デザイナーの価値

いま12時40分 NHK教育テレビ
デザイナー ナガオカ?ちょっと名前がはっきりしないが、
その番組の終わりだけをみた。


デザイナーはものを作り出すものだけど
(そうでなけりゃ儲からない)


しかし、

「つくらないのがデザイナー」
それが認知されるようになれば、
根本的によいデザインが生まれるといっていた。

おもしろいこと言うなあと思っていたら、
番組が終わってしまった。
それを

一つの例をひいて、語ったのだ。

いまは野菜も農薬づけだ。
無農薬を成り立たせるには
農薬を使わないようにして、
農薬成分が抜けるまで
4・5年かかる。

そんなふうに
ものをつくらないデザイナーとしての活動をし続けて、
そのことの意味が認知されたら
本当のデザインが生まれる、と。

閑話休題

仏教
根本的にほんとのことを求めて
人生をデザインすることかも。



一度
仕事や世間体やら、いろんなことにせかされるような日常
を逆転して、
いまこの生を賜ったことを出発点として.



さもないと人間も消費されてしまう。
僧侶までも。

追記、インターネットでデザインナーの名を調べました。以下報告。


デザイナー  ナガオカ ケンメイ

<作らないデザイン>というテーマを掲げる異色のデザイナー。1989年に朝日広告賞を受賞。2000年にはデザインと消費を考える場としてD&Department Projectを始動。「デザイナーはものを生み出すだけでなく、買われ方、使われ方、捨てられ方にも責任を持つべきだ」という考えに立ち、廃材と廃材を組み合わせて家具を作ったり、すばらしいデザインでありながら廃番になってしまった商品を作り直して、ロングライフ商品に育てている。ものを生み出しては消費を繰り返す現代の消費構造に一石を投じたナガオカの活動は、デザインの新しい提案として2003年グッドデザイン賞を受賞。

http://www.k-system.net/butsugaku/pdf/088_report.pdf