真宗門徒の伝統のようなものが
薄らいで、
浄土宗や禅宗などと
区別がつかなくなっていく。
浄土真宗は、
平生業成
日常の聞法が大切なので、
毎月の定例法話会などに参りるとこ
を欠かさなかった。
そして、
一年に一度の親鸞聖人の祥月である
報恩講を重く勤めた。
お盆などは
お墓参りなどをするくらい。
それは他宗と大きく違った
信仰生活を伝えてきたのだと思う。
その伝統を失ってしまった。
この現実をしっかり
受け止めたうえで、
どのような
ことができるのかもがき
試行錯誤しながら
真宗の伝統を復活させなければ
と思う。
それは、素朴に
教えに生きるよろこびから
始まる。
△お盆がおわり静謐を取り戻した境内