2010-12-13 いのちの湖 ずいぶん昔のことだが 終末医療について書かれた本のなかに お釈迦様の詩がのっていた。 内容をかいつまんでいえば、 私たちは おおきな命の湖から ひとつの器にくみ取られたもの。 それを我という思いがためをもって 生きていく。 そしてときが至ると その杯がかえされ いのちの湖にかえっていく。 このようなシンプルな内容のものだったように記憶する。 先にいったひとは 消え去ってしまうのではなく、 いまもわたしを支えてていてくれる。 私は支えられ いま おおいなる命の湖に浮かばせられている。