紙一重

西尾は
寺と城のある
古いまちだ。

江戸から明治にかけて
商業都市として発展した。
仏教寺院も多い。

その豊かな経済力と
文化を背景に
街並のなかに独特の風情を
もっていた町である。

町の個性が
失われつつある。
そんな危機感を
抱いた若者が立ち上がった。


街並みのなかに
芸術家の作品を置き
皆で歩く。

そうして、
市民が自らの住んでいるところ
を見直す。