寺よ変われ

寺よ変われ
岩波新書
著者 高橋卓志氏の公演を聞く。


氏の実践力はすごい
私たちは結果だけを聞いているわけで
それが成るには
かぞえられないご縁があったことだろう。


その実行にむかう原点には共感する
ものがあった。
死んだ人をくいものにしている。という
おくりびとの台詞を紹介して
これは葬儀屋さんや火葬に携わるひとだけでなく
自分ら僧もそのなかに入るのだ。

僧のありかたを
葬だけでなく
生老病死人生の全体に
一貫して関わるもので
なくてはならないし
それができるのが
寺なのだと言われる。

そのとおりだ。