2010-05-08 称名 念仏:ほとけをおもうことが すべての仏教の内容である。仏教をあたまで理解しようとすることも 座禅のように身体でもって行ずることも すべて 仏の境地に近づこうとして 仏をおもうおこないである。 しかし、 こころはいつもさわがしく いろいろなもにに かきみだされている日常を生きる われわれには、 そのような手段をもって ブッダのこころに 近づくことは不可能である。 そのような存在を診断して み名をとなえるという手だてを 編み出してくださったのである。