家族

家族について、
今日車に乗っていてふとおもったことと
ブログと
通ずるものがあったので、

抜粋させ頂く。
「カフェ・ヒラカワ店主軽薄」より


家族というものについて

これほど多く(深くではない)考えたことはなかった。

否が応でも、

赤の他人だった人間が何十年も同居して、

子どもを産んで、

ひとつの家族を形成する。

子どもの方は、それが自然であると感じ

(そりゃそうだ。

赤の他人がくっつかなければ自分はこの世に

存在していないわけである)

それが、未来永劫なんとなく

続いていくのではないかと感じている。

ところが、そのなんとなく堅牢だと思っていた

紐帯が、メンバーの中心人物の死によって

急によわよわしい

こわれものに変じてしまう。

そして、そうであるがゆえに、

またそれがいとおしいものに思えてくるのだ。