西尾劇場へ

7時から西尾劇場
ダンス・タンス・ダンスを観にいく。

すこしおくれていったので
もうはじまっていた。


暗闇のなかから
ひとがうごめいている。

大音響のなか
群舞のようなものが。
そして
女性の美しい声でバイオリン
琴の音とともに
シャンソンのような
なつかしい歌が・・・。



象とおどり
こどもの群舞
玉乗り
手品に
楽屋のはやくち話・・・



ふるい
この西尾劇場に
たちあらわれた
異空間というものを
からだで感じる。

そして
これにて

終了して、
そとへでると
日常に、


おのおののものがたり
をつむぎにいく。


昔の
ひとびとも
この場所で
こような往復が



幾たびも
重ねられてきた。