北名古屋市へ

回想法で新聞などで話題の活動をしている
北名古屋市へ行って来た。
暮らし部会の企画。
予想外といっては申し訳ないが、
面白かった、非常に。



市の指導員が入って行っているが、
主体は参加者。
世話係が世話しすぎて失敗した例などを
話してくれた。
これはお寺にも当てはまるね。
住職が計画しすぎるとよい活動体はできないかも。




下記のような形式の会を
スクールとして行う。
会の人数は10人程度がよいそうだ。
それを週一回で計8回行う。
少人数で丁寧にやっていると
その人たちが自発的に活動を行う
ようになる。





それを
卒業した人たちは「いきいき隊」として
幼保育園や小中学校に出前をしたり
たのしい行事の企画などボランティア活動を
自発的に行っている。現在までに300人
ほどの卒業生がいる。
(これが活発なようなのだ。すごいね。
自然に動き出すんだ。昔の御門徒はそういう
ものもっていた。)



どのようなことをやるのか
実際に指導員の加藤さんが
やってみてくれた。


最初に3っつの約束をするそうだ。
①この会は間違い探しではない。
 思いでをたどる場であること。
②無理に話さなくてもよい。
 はなすことを楽しもう。
③ここで聞いたことはよそでは
 話さない。
(司会として、会の話をまとめる
ひつようはない。
発言しないひとも、過去を回想して
いるかもしれないので、それを遮らない
ように配慮する。
発言者に顔をしっかりむけて、話を聞く。
また、一人のひとの発言が延々と続くとき
は、さりげなく他のひとにもその話題をふり
向ける。
こまやかな配慮があるね。)

最初は肩たたきをお互いに
輪になってトントン。
ほぐれたところで、
弁当箱がでてきて、手にもって
自己紹介。


古い弁当箱を題材に思い出を語り出す。
高校生のときや
小学校
給食の思い出まで・・。


(だいたいよく話す人ばっかりなので
話はとまらない。)



それでもリーダーは盛り上げることは言うが
決して遮ったりはしない。

(自慢話しが続き、ほかのひとのことを
思って遮ってしまったことがあったが、
後に聞いてみたら、そのあとに本当に
言いたいことがあった、という失敗談も
披露してくれた。)



△暮らし部会のU氏挨拶後、バスにていざ出発。


△13人の輪をつくって回想法の実践