原爆ドーム

家人が
ヒロシマに行ったことがない
一度行ってみたいと常々言っていたので、


8月の終わりに


突然
出かけることにした。


高校の修学旅行でいったのだが、
資料館も
原爆ドーム
かすかな記憶しかのこって
いない。


二枚の大きな写真がある。
原爆の効果をたしかめるために撮影された
という。(なんと・・)

一つは
投下前に写された広島の航空写真。
この下に家族の日常の生活があった。
もう一枚は、
投下後、真っ白になりなにも無い
町のすがた。
学校でそんな日常が一変した瞬間を
数々の証言ビデオが写し出している。
また、二歳で被爆した少女が、
小学生の高学年で白血病にたおれ、
その少女の折った鶴が展示されている。


戦争を行うことは、
おろかなことで、悲惨な結果を招く。
そのようなことは、
充分に分かっていても
状況次第で、
とめられないことになりかねない。
その愚かさのきわまった一つの姿がヒロシマナガサキ
原爆だ。
政治家のなかには、
核武装を言い出すものもある。
相当あやうい感じがする。
また、憲法九条の改憲
強く打ち出している党。
どなんなにいまは戦争の心配が
ないように見えていても、
本当に戦争を回避できるかは、やはり危うい。


今回の選挙は、
憲法九条のことは
二党がふれただけで、
新聞もテレビも
8月の15日から20日に
かけて報道しただけで、
政策の主要なテーマとして
触れられることがなかったようだ。


経済や生活については、
やってみてその成果をみるしかない。

根幹に関わる憲法外交政策
もっとしっかり議論をしなければ
ならないことなのに。