広島 原爆 内部被曝

帰宅してテレビをつけると、
いま10:45NHHKで
広島 原爆の
黒い雨の被害をつたえている。
内部被爆ということばを
初めて聞いた。



内部被爆ということがあり、
体内に取り込まれた放射性物質
から
何年も体内を流れる血液が被爆
続けるという。


被爆することで
染色体が切られそれが繋がる。
最初の被爆だけであれば
それら異常な染色体は数年で死滅するが、
被爆し続けるので、
何十年たってもその異常な染色体
がいまも体内で生まれ存在する。
核の被害は、
なんとおぞましいものなのか。


こんなことをひきおこしたのは、
それは、勿論
人間だ。
人間が人間に与えた苦しみ
そのひどさははかりしれないものだ。
そのときの理由はあって
原爆ができたのだ。
それも人間のなかで超頭がいいといわれ
るひとたちが集まって
いっしょけんめい考えたことだろう。


だが、結果は愚かとしかいいようがない。
そして、それをおこしたことへの
いかりは、
言葉では言い表せないほどの
ものだ。


現在でも、
外国への脅威を感じて
防衛のために原爆やら水爆が
必要だという考えが存在する。
国を守り、他国への威嚇のための
軍事力が、行き着くところが
核配備だ(小さな国も大きな国もこの
呪縛から抜けられなくなっている)とすれば、
その道をはっきり断ち切るものとして
憲法第九条の大切さを改めて思う。