法事にて、

S家法事にて。お内仏の御脇掛けに教如像がある。めずらしいと思い

写メールした。打敷も職人が精魂こめて刺繍したもの。旧家が伝えて

来た真宗門徒の宝だ。このようなかたちになったものも少なくなって

きてしまった。

しかし、もっと危機であるのは真宗門徒の、肝心要の信心だ。

これは住職である私自身の問題だ。慚愧の念をあらたに、出直し
である。