こどもたちに楽しい時間をありがとう

昨日と今日
EさんとTさんがお寺に来てくださった。


本堂で、
子ども達が夏休みの宿題をしてから、
たのしい読み聞かせタイムだ。
そのためにお二人は来寺してくださったのだ。

今日は、
まず住職と一緒に、
いま生きているってすばらしいこと
という思いをもって
ふかくゆっくり呼吸することを実践した。
その後で、
自分を大切に、みんなを大切にという
お釈迦様からのメッセージを一緒に読んだ。


そして宿題を1時間してから、
いよいよお楽しみ。Tさん、Eさんの登場である。
昨日は鈴木画伯のオリジナル絵画を鑑賞しながら
吉良の民話の読み聞かせ。
今日は、
たのしいスイカのたねのおはなし。これは
もう成人したEさんのお子さんが大事に読んでいた
童話。序破急のテンポがよく、こどもたちの気持ち
をそらさない。見事!

次は、なにがかいてあるかというクイズ紙芝居。
これには子ども達も乗ってきた。
ちょっとしらけ顔だった高学年の男子も
身を乗り出してクイズに手を上げ始めた。
それから大型絵本もよかった、
場面展開がすごい、
くじらを追って、
さいごはドンデンがえしの
情景が繰り広げられる。
おとなだってはらはらどきどき。
さいご
はゲームを交えたよみきかせ。
飽きるひまない
密度が濃い1時間だった。
ありがとう!たのしいときをプレゼントしてくれて、


普通、栄養というと
お肉や野菜でとる、からだの栄養をおもうだろう。
そして、今日みんながやっている勉強は
まあ、あたまの栄養?かな。
だがもうひとつ人間が生きていくには、心の栄養が大事なんだ
とおもう。
童話などの物語を一心に子ども時代に聞くことは
すごいこころの栄養になるものだ。
発達について研究している医学者が
3歳から12歳までに読んだり、語り聞かされた物語は
人生全体に、おとなが思う以上に大きな影響を持つ
と言っていた。
誠実さや、勇気などひとが生きるたいせつなものは
このような物語によって育まれるというのだ。
だから、こころのえいようなんだね。