あるブログから

ブログを読んでいたら気になる
ものがあったので引用する。

歴史研究者塩谷菊美さんというかたの
ことばとして、
以下、


真宗の説教は一文不通でもわかると
いうけれども、実は難しい四字熟語が
飛び交い、幼少期からの継続した学習
の場を持たぬ者には到底理解できない」、
真宗からさえ見放されている者が次々
と生まれているのではないか。

というものである。
これは浄土真宗の説教がむつかしいという
ことが、言葉だけを駆使して、生活の場で
働く素朴さをなくしたという事でもある。
本来持っていた門徒の信仰生活の力強さを
失ったのだ。
そのことは、瑞々しさや生命力をもなくし
ている現状とつながる。
素朴な指摘なのだけれど、かなりきつい
批判がわたしたち宗門人に突きつけられ
ていると思う。