貧者の銀行 筑紫哲也ニュースから

貧者の銀行といって、
自立のために役立てるならば
無利子で貸し付けるというものを考え出した。
99パーセントの高率の返済率だという。
そんなことをまず考え出したってことがすごいことだ。
それをなりたたせている投資者とかえしていく貧困者
人間ってすばらしい!


戦争やテロと貧困は切っても切れないものだと
この銀行の考案者は語る。
貧困によって自立の可能性を絶たれたものを何とか
したい、高利によって縛り付ける者から解放したいと
思ったのが始まりだという。
平和のためにといって、
戦費に莫大な資金をつかいはたしているが、
自立資金を用意して人々を貧困からすくい出す方が、
よほど平和のために有効だろうとも言っている。

その愚かさから脱するのはいつのことだろうか。
防衛庁を省にしたり、やはり厖大な軍事力強化に予算を投じている
政治家たちがリーダーのこの国は大分ずれているように見えてくる。