毎日のおつとめにて、


今日も一日の仕事を終える。
そして勤行をする。
毎日六首ずつ親鸞和讃を読む。
今日は、
六首目に「極重悪人の衆生
他の方便さらになし、ひとへに
弥陀を称じてぞ、浄土にむまると
のべたまふ」
ほかにてだてなしと仰られて
いるものが、
まだまだと言い張っている。

おのれが極重悪人という自覚がない
はしにも棒にもかからないどうしよう
もないものと、知ることがない。
なんとかなるとがんばっている。
しかしそれはまさになんともなる
ことはない。
人をきずつけたり、傷つけられたり
のくりかえし。その永久に続くまよい
から逃れられず。もがく・・・のみ。


まことに不思議なことながら、
そのようにおのれのすがたが写し出されて
くるのだ。