ある感慨


ふと
思うこと。
いつまでも生きるわけでもない。
限られた人生だ。
そして、

20代にはそんなことをよく考えていたのに、
いま先がみえてきたとき、
考えなくなっていたな、と。


こどものころには、
死ぬということをもっと想像していたような記憶がある。
そういうことを思い出した。


いま、
その時とは、ちがった気持ちで無常の生を受けとめる。
それはこの年齢になったからこそということだろうか。