庫裏再建

職人さんはあこがれだった。
今回庫裏再建でも
尊敬出来る方に出会った。
以前に写真で紹介した左官さんだ。
そんな数少ない職人さんにであえた
ことは幸せだったと思う。
このような職人さんは、
残念ながらまことに
希少な存在になってしまったようだ・・。

悲しい。
(この国の底力はこのような人々に
よって形成されていたんじゃないのか。)


二百年以上仏法領のくうかんを維持していく
大変な建物を造る。
私物では勿論ない。大切に作ろう!
きっと前の庫裏をたてるとき、
そんな気持ちが集まって建ったのだと思う。


物作りに込める深い気持ち。
その職人さんの良心は宗教心にも似ている
のではと、思った。

▲庫裏の下から出た土をわざわざ塗り壁
に使ってくれた、いいね!