仏法なんだよね、なんといっても。

こんな風に観察されてしまうと
なにか悲しいような
滑稽さも醸しだしている。
いい味といえばそういえるかもしれないが・・・。

自意識にこりかたまっていると
滑稽なすがたでしかないってことか。
しかし、決して簡単には年取ったからといって我執は
超えられない。
というものだった。
もう人生の円熟期に達するべきひとが、
もっとも根元的な人生の問題をあらわにしている。
なかなか核心を射抜いているラジオだった。
究極的な課題だ!
ここを卒業しないと
年とってもまだ、青二才といわれていまう。
しかもここを超えるには、並大抵でのことでははこえられない。
我への執着。これを解決しないと年齢を重ねても幼いんだよね。
どんなに偉そうにしているひとも。かえって幼くみえる。

人生を全うすることは容易ではない。
幼いままじゃどうもならん。これを超えにゃいかん。

仏法なんだよね。お念仏は我執・法執に自己を見失って
がんじがらめのもの、迷いから迷いへと沈んでいくものを
そこから瞬時に呼び出す呼び声だ。

なんといっても、ここへくる。