新興宗教の掛け軸がかけてあって、

家人もお参りもしない。

というものがあった。
さぞや重い気持ちでお参りを
終えたことだろう。

そういえば自分もそんなことがあって
その時分、
大分ながい間もやもやしたこと
がよみがえってきた。
そんなお参りからかえると
ぐったりしていた。



それも一度ならず二度あった。

一度は、
新興宗教のようなものだった
のだろうか。
御内仏の荘厳のしかた等を話し
た。

その後しばらくして、その方とは
御檀家の御縁は無くなった。

二度目のは、新興宗教ではないが、
お布施について、行き違いがあって
いやな思いをしたこと。


あとのほうは、何回もお参りに
いっているあいだに、
話し、話しするうちに、
気持ちが通ずるようになった。