2006-04-10 カポティモンテ美術館。 教皇の一族の繁栄をねがって 描かせた絵がある。 教皇の世俗心をそんなかたちで遺して しまった。 自分自身も実際より威厳をもたせるように 描かせたり、孫を跡継ぎだと表現させたり、 ただの世俗の欲に生きるおじいさんだったことを 後世にこんな形で暴露することになるなんて 思いもよらなかっただろう。